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W4-1337SDF をATL Ver.2で聴く [ATL-Speaker]

2015/01/28

W4-1337SDF をATL Ver.2で聴く
W4-1337.png

W4-1337SDFの購入
Parts Express で10cmユニットを物色していると、W4-1337SDFが高評価を得ている。
悪い虫が疼き、購入を決めてしまったが、国内では何処を探しても在庫はなく、渋々Parts Expressより個人輸入となった。 
台湾→USA→日本ではコストアップは仕方がない。 ユニット代金$47.37×2+輸送量$52.91、総計¥18,302を支払い、5日間でUSAよりデリバーされた。
趣味の世界とは、無駄使いをすること??



W4-1337SDFの仕様
W4-1337sdf data.png


周波数特性
w4-1337sdf.png


W4-1337SDFの観察
最近のTANGBANDは、OEMメーカーから脱皮して独自開発で良質なユニットを作るようになった。
マグネットはフォステックスFEシリーズの10cmと同等又は上回る重さを持っており必要充分な磁束を確保している。
特徴的な振動板はチタンコーンが使用されている。
アルミの比重2.7に対してチタン4.5である。チタン合金(64合金クラス)強度は比較に成らないほど強いが、この振動板が純チタンか64合金かは定かでない。又内部損失に関しても分からない。
フレームは、アルミダイキャスト製で背圧も考慮した腰高な設計となっている。
開口径φ96mm、ビス4穴のφ115mm位置、フォステックスFE10cmシリーズから即置き換えられる戦略的設計をとっている。
周波数特性を見ると可聴帯域スレスレの10kHzからレベルが8dbぐらい高くなっている。これはフルレンジの高域を延ばす手法で、意図的に持ち上げられていると思われる。小生の耳ではこの部分の音色の判別は付かないと思われる。又、スピーカの角度によっても高域は大きく変化するのでこの程度は許容範囲と考えられる。
実効振動板半径は実測では、W4-1337SDF r=3.75cmであり、Alpair7の実測値r=3.5cmと比較すると相当に大きく感じる、面積比で言えば1.2倍ぐらいあるのでは・・・



W4-1337SDF をATL Ver.2で試聴
Ver.2のエンクロージャーで視聴可能かをシミュレーションした結果、設計当初のユニット(TANGBAND W4-924SE)と近い特性を示したので、このままでOKと判断した。
前回のTANGBANDの W3−881sjfも経時変化は少なかったが、それでも本領発揮までは2週間程度必要であった。総じて非紙系の振動板は、比較的経時変化は少ないようである。
今回も、ユニットを取付けランニング2週間を経過したので視聴に入った。

このユニットの最大の特徴であるチタンコーンの音であるが、金属音がする訳ではなく高域は素直に伸び滑らかである。
振動板面積の大きさと強力な磁束のおかげで、10cmユニットとしての低域の伸びは素晴らしく骨太の低音も出せるし、フルオーケストラから出る柔らかい低域も表現できる。
視聴では、低域は50Hz 以下まで伸びていると感じる。又、シミュレーションでも50Hz付近までのびておりFFTで実測すれば、最低域40Hz前後まで伸びていると思われる。
何を聞いても情報量が非常に多くダイナミックレンジが広いため、3D効果も非常に良い。

W3−881sjfも名器と感じたがW4-1337SDFは、それ以上のポテンシャルを感じる。
 この様な、良いユニットが国内販売されていないとは残念である。


今回テストしたVer.2+W4-1337SDFは最終調整なしで良好な結果を得たが、前回ブログで設計した新共鳴管のエンクロージャーを早急に製作したい!!!





ユニットの購入先
Parts Express International Inc
feedback@partsexpress.com
http://www.partsexpress.com



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song4u

普通のフェライトかもしれませんが、これだけ大型のマグネットを
搭載していると、安心感・安定感がまったく違いますよね!
感覚的には、チタンのフルレンジって大丈夫なのかな?
・・・なんて思ってしまいますが、そのイメージには何の根拠もなく、
記事を拝見すると10cmとは思えないレンジ感に驚きます。
ユニットの姿かたちも大変良い、名機なんでしょうね!!
by song4u (2015-01-25 20:30) 

Sasha

song4uさま
確かに大型マグネットには安心感があります。
ネオジウム使用のユニットも数台ありますが、質量と言う点では不安になります。 作用反作用を質量で押え込むようなユニットがベストかもしれません。
チタンのユニットは初めてですがこのユニットは気にいっています。
コーンの比重から考えれば、マグネシューム・アルミ・ネオジュームでしょうが、対強度・質量で考えた場合どれが一番かは解りません。
これからのユニットは素材が重視される日が来るのでしょうか??
と言うより、音の良いものはどの様な時代でも愛されていくのでしょうね・・・

by Sasha (2015-01-25 21:29) 

自作の友

初めまして

W4-1337SDFユニットの記事を調べておりましたら貴ブログに到達しました。
スワン、複合共鳴管、ALTの記事を興味深く拝見させて頂きました。
アプローチが素晴しいですね。
当方は、正12面体SP・BOXに拘て居ります。一度、ご覧下さい。

by 自作の友 (2017-01-03 23:23) 

Sasha

自作の友 樣
正12面体SP・BOXいいですね!
箱内の定在波を考えると理想に近いと思われますが、私にとって加工のハードルが高すぎてチャレンジできません。
私も平行面をなくすチャレンジをVer.5でしましたが、失敗しました。
2017年もスピーカーの設計を考えています。
アウトラインのみを計算して、ある意味で直感と詰めで作ってみたいと思います。
また遊びにきて下さい。
by Sasha (2017-01-06 18:18) 

SEED

こんにちは
12面体スピーカーには及びませんがボルティックスジェネレーターを施工してはいかがでしょうか? プラスティック消しゴムを薄い両面テープで貼れば出来上がりです
by SEED (2017-02-08 19:42) 

Sasha

SEED様
アイデアを頂き有り難うございます。
今後のスピーカー製作は、共鳴管をメインに考えております、設計も済んでおりますが・・・
と言っても体が言うことを効きません。
春になったら製作するつもりです。
by Sasha (2017-02-09 10:45) 

SEED

いやいや構造を変えるものではなくこんな感じです
http://blogs.yahoo.co.jp/jbls9500/36452953.html
by SEED (2017-02-13 09:13) 

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