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FaitalPRO 3FE25 3 をVer.4.1 で聴く [ATL-Speaker]

2015/07/30

FaitalPRO 3FE25 3 をVer.4.1 で聴く

2015-07-26 15.21.09.png

このユニットは、最近注目のユニットである。
  と言っても極々僅かなマニアの中の話です・・・



3FE25 3の取付
このユニットのメカ設計は、残念な点が多い。
バッフルに開ける穴径とマグネットフェライトの大きさが非常に近く、全てがギリギリで窮屈な設計である。又、一般的な8cmユニットとビス位置が干渉する部分にある為、やむを得ずユニットを十字位置に付けた。
このユニットで低音が出にくいと言われるのは、ユニット背後の空間が少なく背圧の有効利用が出来ずにストロークが十分に取れないからでは・・・

フランジを赤に塗ったのでキジ目のように成ってしまったが、これはご愛嬌である。



2015-07-26 15.19.27.png



FaitalPRO 3FE25 3 の周波数特性
FaitalPRO 3FE25 3.jpg

周波数特性を見ると、150Hzぐらいからダラ下がりとなっており最低共振数Fs=110Hz と決して低音の出るユニットでは無い。
高域特性は決して平らではないが日常の試聴位置は、ユニットから30度ぐらいの所で聞くため、この特性でも良いのではと・・・



試 聴
取り付け直後は全体的に霞の掛かった音であったが、数時間でクリアーになり本来の持っている基本特性の片鱗が見えてきた。
一週間のランニングを経てエッジ・ダンパーも落ち着いてきたのでレポートしてみる。
以前は、紙コーンを使用すると紙臭いと言っていた小生であるが、他のコーン素材でもポリプロピレン・チタン・アルミ・マグネシューム、それぞれの特徴ある音が聞こえる。
紙コーンの場合湿度に敏感なのが気に掛かるが、と言いつつ紙の音が序所に好きになってきた。

ベースは、引締まって中々の音がでる。当初より問題と考えられた低域不足については、8cmユニットを考慮すれば充分である。
ピアノは、敏感なタッチ音が分かるほどレスポンスが良い。又、ボーカルは小口径ユニットらしくジャストフォーカスされる。中域の音程は、明快で味付けのない素直な音が出ている。
このユニットの一番の売りである紙コーンの澄んだ高域は、少々きつく感じる。しかし、これがバイオリン等の弦楽器を素晴らしく鳴かせる。
このイタリア製ユニットの詰めは、楽器中心で音造りが進められたと感じる。

ある程度のパワーを入れないと本領発揮出来ず物足りない部分もあるが、このユニット専用の箱を作れば相当のポテンシャルを発揮しそうである。



FFT測定
この3FE25 3に合わせた最終調整を行っていないのだから、この結果で満足すべきであろう。
因みにVer.4のW3-881sjfを調整後は、右の結果となっている。
共に200・250・300Hzの所に似たピークがあるが、これはホーン開口部からの中低域の漏れで、開口部を閉じると減衰する。
3FE25.pngW3-881sjf.png
FaitalPro 3FE25 3    TANGBAND W3-881sjf




参考資料
Acoustic transmission line(Wikipedia)
http://en.wikipedia.org/wiki/Acoustic_transmission_line
鈴木茂氏
”穴あけ共鳴管スピーカー"
http://mcap.web.fc2.com/resonant.html
大沢博多氏
 ”多重共鳴管スピーカーを作ろう Vol.1 Part1”
http://rilsrt.web.fc2.com/documents/RILSRT009-1_MPR_howto.pdf
 ”多重共鳴管スピーカーを作ろう Ver.1 Part2”
http://rilsrt.web.fc2.com/documents/RILSRT009-2_MPR_howto.pdf




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